知らないうちに歯を壊す“咬む力”の影響

歯が割れる・欠ける本当の原因は咬み合わせ|歯の破壊による抜歯を予防する吉本歯科医院

歯が壊れる原因は「咬み合わせ異常」

「同じ場所の被せ物が何度も壊れる」「詰め物が取れる」「歯が折れる・割れる」「歯が揺れだした」

このような症状の根本原因の多くは、実は咬み合わせの異常にあります。

咬み合わせが乱れていると、噛む力が一部の歯に集中してしまい、その歯が次々と破壊されていくのです。実際に私が患者様のお口を診させて頂くとかみあわせ異常により噛む力が限られた歯に特に集中してかかってしまい歯がつぎつぎに破壊されているケースがほとんどです。

歯磨きだけでは守れない理由

多くの方は「歯を磨かなかったから虫歯や歯周病になった」と思い込まれます。
もちろん清掃不足による細菌感染も原因の一つです。

しかし盲点になりやすいのが「咬み合わせ」です。
どんなに丁寧に歯を磨いても、咬み合わせによる力の異常を放置していれば、歯は破壊され続けます。

「歯医者に定期的に通っていたのに歯を抜くことになった」
「毎日歯磨きしているのに、同じ場所ばかり虫歯が再発する」
こうしたケースでは、細菌ではなく咬み合わせ異常が隠れた原因です。

噛む力は想像以上に強い

咬む力は想像以上に破壊的です。
男性で約200キロ、女性でも約100キロもの力が歯にかかります。

実際に吉本歯科医院でお渡ししている硬いマウスピースでも、半年もたたずに穴があいたり割れてしまう患者さんがおられます。


これは「毎日それほど強い力で噛んでいる」という動かぬ証拠です。

マウスピースなら修理や交換が可能ですが、ご自分の歯が割れた場合はどうでしょうか?

マウスピースはあなたの歯が壊れる身代わりとなって壊れてくれる大事な存在です。

マウスピースは壊れてもいくらでも修理できます。しかし残念ながら歯は修理できません。神経を取るか、場合によっては抜歯しか選択肢がなくなります。

雨だれ石をうがつ

どんなに硬い歯でも、毎日毎食、噛むたびに力が一点に集中すれば必ず壊れていきます。
まさに「雨だれ石をうがつ」。小さな力でも長く繰り返されれば、硬い石に穴があくのです。

咬み合わせの異常を放置すると、

✅歯が欠ける

✅神経を失う

✅歯を抜くことになる
といった最悪の結果につながります。

咬み合わせ異常が引き起こす症例

咬み合わせ異常が原因で歯を破壊している症例①

親知らず(8番目)を抜かずに放置していた結果、隣の7番目や6番目の歯が徐々に押されてしまいました。
放置すればどうなるか?

親知らずの押す力は止まりません。

ガンガンと7番・6番の歯を押し続け、最終的には7番目の歯の神経を切断してしまったのです。

これは虫歯菌が原因でしょうか?違いますね。
お口の中に「咬み合わせ異常の原因」を残したままにしていたため、歯の神経を抜かざるを得なくなり、最悪の場合は歯そのものを抜かなくてはならない事態にまで発展してしまったのです。

咬み合わせ異常が原因で歯を破壊している症例②

別のケースでも同様のことが起こっています。
「7番目の歯が痛い」と来院された患者さん。原因は虫歯菌ではありません。親知らず(8番目)が隣の7番目を押しつぶすように力をかけ、その圧力によって神経が圧迫され、「噛むと痛い」という症状が出ていたのです。

レントゲンを確認すると、赤く囲んだ部分が親知らずで、横向きに生えているのがわかります。


その前の7番目、さらに6番目の歯はどうでしょうか?

6番目は全体写真で鼻の骨を基準にすると斜めに倒れ、上方向にも持ち上がっています。親知らずに押し上げられているのです。
この患者さんは神経治療も何度も受けられていました。

レントゲンから見える重大な変化

レントゲンで注目すべきは7番目の歯の根の周囲。黒く映っているのは「骨が溶けている部分」です。
通常、硬い部分は白く映ります。たとえば5番目の根の周りは白く写っており、骨が残っていることがわかります。

しかし7番目の歯には骨がありません。さらに6番目の歯の根も7番目に近い部分まで骨が溶けています。
つまり、7番目を支える骨は失われ、6番目も後ろ半分の骨がすでに失われているのです。

その結果、7番目の歯はグラグラに揺れています。
放置すれば勝手に抜けてしまうでしょう。そしてその力は6番目にも及び、同じ運命をたどることになります。

親知らずが引き起こした歯周病

「親知らず」を抜かずに放置していたために、横や上へと押す力がかかり続けただけでなく、7番と8番の間には汚れや細菌が溜まりやすくなりました。
この部分はどんなに歯ブラシやフロスをしても清掃が難しく、細菌を完全に取り除くことはできません。

その結果、この方は「歯を支える骨が溶ける病気=歯周病」を引き起こしてしまったのです。

✅親知らずを放置したことで隣の歯を押し続け、神経を圧迫してしまったケース

✅骨が溶けて歯を支えられず、歯がグラグラになり抜歯が必要になったケース

これらは細菌ではなく、力=咬み合わせ異常による破壊です。

咬み合わせ異常により歯が抜ける

赤く囲んだ部分が親知らず(8番目の歯)です。
その手前の7番目の歯を見てください。上に飛び出していますよね。

親知らずが「グイグイグイと、どけどけ!」と言わんばかりに力をかけ続けているのです。
この親知らずはいまだに活発で、このまま放置すると7番目の歯は自然に抜けてしまいます。
つまり、親知らずが原因で7番目の歯が勝手に抜けてしまうのです。

7番目の歯は、押される力によって少しずつグラグラと揺れ始めていました。
最初はほんの小さな揺れでしたが、噛むたびに毎日毎日繰り返しかかる力によって、次第に揺れが大きくなり、ついには歯を支えられなくなってしまうのです。

歯磨きしているのに、どうして抜歯に?

咬み合わせ専門の吉本歯科医院には、こんなご相談が多く寄せられます。
「歯医者さんにちゃんと通っていたのに、歯周病で歯を抜かなくてはいけなくなったんです。どうしてでしょうか?」

そう思われるのは当然のことです。
虫歯や歯周病の予防といえば、多くの方が「歯みがき」や「歯ブラシ」をイメージされますよね。

テレビCMでも「歯周病予防には○○!」と、さまざまなメーカーが予防商品の宣伝をしています。
細菌が原因で起こる症状であれば、確かに歯みがきや予防製品の知識だけでも対応できるでしょう。

しかし、「咬み合わせ異常が引き起こす破壊的な力」による症状は、どんなに丁寧に歯磨きをしても改善されません。
なぜなら、症状を引き起こしている根本原因が「細菌」ではなく「力」にあるからです。

実際に「定期的に歯科医院に通っていたのに歯周病が進行した」「同じ場所ばかり虫歯が再発する」という方は、咬み合わせ異常が隠れた原因かもしれません。

残念ながら、多くの歯科医院ではいまだに「虫歯ができたら悪い部分だけを削って治す」という治療が一般的です。
しかし、それだけでは本当の原因にたどり着かず、歯を守りきることはできません。

歯を守るために必要なこと

歯の治療は「削って詰める」だけでは根本解決になりません。
咬み合わせを診て、全体のバランスを整えることが欠かせないのです。

吉本歯科医院では、歯を守るために「咬合安定マウスピース」の使用を推奨しています。
これは歯の身代わりとなって、日々の強い噛む力からあなたの歯を守るための大切な装置です。

歯の掃除や歯磨きだけでは守れない領域があります。
「咬み合わせ異常」という見えない原因を正しく理解し、予防することこそが、歯の寿命を延ばす第一歩です。

咬み合わせを無視した歯科治療は何度繰り返しても症状は再発します。

歯の治療はすればするほど歯を削りますので、その結果、歯を失う時期はどんどんはやまります。

まとめ

虫歯の再発や歯周病の悪化は、細菌だけが原因ではありません。
咬み合わせ異常によって生じる破壊的な力が、気づかないうちにあなたの歯を壊していくこともあるのです。

「定期的に歯科医院でメインテナンスを受けていたのに、ある日突然『歯を抜かなくてはいけません』と言われた」そうした方は少なくありません。
歯の掃除や歯磨きだけでは、歯の寿命を守るには不十分な場合があるのです。

なぜなら、歯は1本や2本で成り立っているのではなく、全体で支え合って噛む機能を果たしているからです。
そのため、歯科医院では「悪い部分だけを治す」のではなく、お口全体の咬み合わせを含めて診ることが最も大事になります。

歯を本当に長く守るためには、歯の破壊を引き起こす咬み合わせ異常への予防と対応が欠かせません。
吉本歯科医院では、歯の清掃だけでなく「歯を壊さないための予防」と「お口全体のバランスを整える咬み合わせ治療」を大切にしています。

「歯を失いたくない」「今度こそ根本的に治したい」そう願う方は、ぜひ一度ご相談ください。

「歯の神経を取ったのに痛い方へ|原因と治療法を香川県高松市の吉本歯科医院が解説」

最新の歯科治療|無料メルマガ購読募集中

知っていれば歯を抜かずにすんだのに。
知っていれば歯を削らずにすんだのに。
知っていれば歯の神経を残せたのに。
知っていれば入れ歯にせずにすんだのに。
先に知って頂くだけで歯の寿命を長くすることができる
メールマガジンを発行しています。


メルマガ登録は、無料です。