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特殊接着技術と薬による虫歯治療 よくあるご質問

虫歯治療において最も大切なのは、いかにして歯を守りながら再発を防ぐかという点です。
吉本歯科医院では、従来の“削って詰める”治療とは異なり、特殊接着技術と薬を組み合わせることで、歯の削除量を最小限に抑え、長期的な安定性を目指しています。
薬を単に塗布するだけで治癒するものではなく、歯の状態を見極め、封鎖性の高い接着技術を正確に行うことが欠かせません。
本ページでは、その治療方法に関して患者さまから多く寄せられるご質問に、専門的な観点からお答えいたします。
Q:ドッグベストセメント治療とは違うのですか?
A:はい、異なります。
吉本歯科医院にも「ドッグベストセメントはされていますか?」というお問い合わせを多くいただきます。
できるだけ歯を削らず、安易に大きく削らないという考え方は、とても大切で共通しています。
ただし、ドッグベストセメント治療と当院の「薬を併用した虫歯治療」では、進め方や経過に違いがあります。
ドッグベストセメント治療は時間をかけて経過をみる方法であるのに対し、
当院で行う特殊接着技術と薬を用いた方法では、菌を短期間で減らすことを重視しており、早い方では数回、場合によっては1回の処置で痛みが軽減することもあります。
最終的にどの治療を選択されるかは、患者さまご自身のご判断です。
私たちはそれぞれの治療の特徴を丁寧にご説明し、安心して選んでいただけるようにしています。
Q:歯の神経治療を受けて神経を取ったのに、まだ痛みが続いています。原因は何でしょうか?
A:神経を取った後でも痛みが残る場合、大きく分けて2つの原因が考えられます。
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神経治療の際に、わずかに神経の組織が残っている場合
-
3本目、4本目といった複数ある神経の入口の一部を見つけきれていない場合
これらはいずれも歯の内部にまだ菌が存在している状態であるため、痛みが続きます。
抗生物質や痛み止めを処方されることもありますが、それはあくまで一時的に症状を和らげるための対処です。
時間が経過し、死にかけている神経が完全に死んでしまうと痛みが軽減することはあります。
しかし根の中には神経の残骸や菌が残ったままであるため、再び腫れや炎症を起こす可能性があります。
そのため、できるだけ早期に根管内部をしっかり殺菌・清掃する処置を受けることをおすすめします。
Q:削らず薬で治す治療は、まったく削らないのですか?
A:いいえ、まったく削らないわけではありません。
必要に応じて、ごくわずかに歯を削ります。
例えば、噛む力で歯が割れたり欠けたりする危険性がある場合には、そのリスクを防ぐために先に表面を整えることがあります。
また、虫歯の再発を防ぐためには「完全封鎖」が重要であり、そのために歯の周囲を薄く一層だけ削り、薬剤や接着材が確実に密着できる状態をつくります。
ただし、歯の神経に近い部分は極力削らず残します。
削る量は従来の虫歯治療と比べて おおよそ10分の1程度 と、最小限にとどめています。
Q:現在、他の歯科医院で歯の神経治療を受けています。半年が経ちますがまだ治療が終わらず、痛みも続いています。原因は何でしょうか?
A:痛みが続く大きな理由は、根の中に菌が残っているためです。
神経を取った歯の根の中には、細かい管や複雑な形状があり、そこに菌が入り込むと完全に取り除くのはとても難しくなります。
消毒を繰り返しても菌が減りきらない状態が続いていると、痛みがなかなか治まらないことがあります。
つまり「痛み=菌が存在しているサイン」と考えることができます。
根管の中をしっかりと殺菌・封鎖できるかどうかが、治療の成否に直結します。
Q:何度も削って治療を繰り返している歯が、また痛みはじめました。この状態でも治療できますか?
A:状態によっては可能ですが、できれば大きく削られる前にご相談いただくことをおすすめします。
虫歯治療を繰り返すたびに歯は削られ、結果として神経に近づいてしまうため、痛みが出やすくなります。
そのため、大きく削り取られた後では神経の保存が難しいケースが多くなります。
当院では、できる限り歯を削らず、薬と特殊接着技術を用いた方法で歯を守る治療を行っています。
まずは歯の状態を丁寧に確認し、残せる可能性があるかどうかを判断させていただきます。
Q:歯の神経の治療途中で中断し、消毒薬を入れて仮の蓋をしたまま半年が経ちました。このままで大丈夫でしょうか?
A:残念ながら、そのままにしておくのは安心できる状態ではありません。
神経の治療は、根の中の菌を徹底的に減らし、無菌に近い状態にしてから封鎖することが大切です。
途中のまま放置すると、仮の蓋の隙間から菌が再び入り込み、治療を始める前よりも状態が悪化することもあります。
また、根の奥で炎症が広がると、骨や歯ぐきに影響を及ぼし、最悪の場合は歯を残すことが難しくなるケースもあります。
半年以上経過しているのであれば、なるべく早めに再度治療を再開されることを強くおすすめします。
まとめ
歯の神経の治療は、途中で中断してしまったり、なかなか痛みが取れなかったりと、不安を抱える方が少なくありません。
神経の治療は歯を残すための大切な処置ですが、途中のまま放置すると菌が再び入り込み、状態が悪化してしまうこともあります。
「このままで大丈夫だろうか…」と心配されている方は、どうぞ一人で悩まずにご相談ください。
吉本歯科医院では、できる限り歯を守り、再発を防ぐための治療方法をご提案しています。
歯の神経の治療でご不安な方は、まずは吉本歯科医院へご相談ください。


