
そもそも
歯の神経治療って
どんなものなんですか?
とご質問をお受けします。
お話しますね。
この図をご覧ください。

歯の頭があって
歯の根っこがあって
その中に神経・血管が通っています。
断面で見ますと
骨の中に
根っこが植わっていて
そこに神経、血管があるということです。

神経の治療をするにあたっては
歯の頭の部分が邪魔になるのです。
なので
歯の頭を削ってスパンと落すんです。
もったいない感じがしますね。
歯の状態は
このようになります。↓

そして管のようなトンネルのような神経、血管の入り口が
見えてきます。
ここから針みたいなものを入れて
中を掃除された記憶
あるのではないでしょうか?

断面で見ると
中が綺麗になりますので
その後です
被せものをしようとするのですけれど
安定しませんね
ですので
今度は
杭のようなものを作り
この杭を穴の中に差し込みます。

そうしますと
この杭の頭の部分が
上に出てきますので

これを土台にして
被せ物である歯の帽子をかぶせるわけです。

歯の神経治療とは
このように行います。
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