一般的な歯科医院では、虫歯部分があるとまずは大きく削り取ります。

一般的な歯科医院では、虫歯部分があるとまずは大きく削り取ります

削り取られるのでもちろん痛いです。吉本歯科医院の無痛治療

しかもなかなか治療は終わらず治療が終了しても再発するのはあたりまえというのが実はほとんどです。

さらに虫歯がひどくなっている場合には歯の神経を取ってしまい、痛みや感覚を感じなくさせるという治療になります。

私に言わせてみると現在行われている虫歯治療は「再発してあたりまえ」と言わざるを得ません。

菌が口の中にたっぷり残ったまま除菌もせず被せ物でふたをし、さらに歯や被せ物を十分に表面処理することなく乾燥させることなく使い、そのまま接着材で密着させてくっつけておしまい。

これではどんなに封鎖性の良い接着材を用いても再発を起こすのはあたりまえでありばい菌を残したまま被せ物でふたをしてしまうので中でばい菌が繁殖していきます。

虫歯治療をしても無菌化しないままくっつけているので数年も持たずに同じところが虫歯になるという魔の連鎖です。

 

しかも、再発した時にはすでに手遅れ(抜髄、抜歯)になってしまうケースが多いのです。

「歯を抜かなくてはいけない」状態にまでなってしまったという体験をされた方も多いと思います。

 

虫歯の再発は次のような流れで段階を追っていきます。

最初は小さい虫歯ができ歯医者さんに行って治療をします。

1.小さい詰め物で治療します。

2.再発したので今度はさらに大きく虫歯を削り取り大きい詰め物で治療します。

3.歯の神経近くまで歯を削り取ったため痛みが出てしまい歯の神経を取る治療をします。

5.再度根っこの治療をやり替えて削って被せ物を被せる治療をします。

6.抜歯してブリッジ、7.ブリッジの土台となる歯が折れて抜歯となります。

7.歯を失ったため入れ歯を作成

こんな経過を辿ったご記憶が多いと思います。

 

お口の中は実は身体の中でも最も特殊な環境にあることをご存じでしょうか?

さらにあなたの歯という存在は非常に過酷な状況の中で絶えず頑張ってくれている存在なのです。

歯は痛みがでたり失ったりしない限りその重要さに気が付きません。

しかし痛くなってはじめて失ってはじめてその存在に目が行くのです。

口の中は絶えず湿っていますよね?唾液が充満していて細菌で満ち溢れた外界にさらされている状態です。

冷たいものを食べたり熱いものを食べたりといった温度の変化が激しく起こる環境です。

ビールや炭酸水を飲むと口の中は「酸」や「糖分」でいっぱいになります。

お酢も健康ブームですが毎日飲んでそのままにしていると歯の表面成分が溶けていきます。

このような温度変化にも耐えていかなくてはいけません。

さらに過酷な状況は「噛む力」です。

噛む力はなんと男性では200キロ、女性でも100キロという力がかかっていると報告されています。

特に寝ている時の歯軋りではご自身で意識的にはできないほどの破壊的な力で噛み締めています。

さらに口の中は常に細菌の温床になりやすい状況です。

食べない日というのはありませんので口の中には絶えず食べ物が入り続けます。

歯周病菌に関しては感染症ですので1本だけでなく口の中全体で菌が繁殖し続けていきます。

口の中の細菌は顕微鏡でみるとおしりの穴よりも汚いと言われています。

いかがでしょう?こんな過酷な環境の中にある口の中の「歯」に、被せ物や詰め物をぴたりくっつけて維持させるという行為がいかに困難なことかお分かりいただけたでしょうか?

単純に欠けた部分の型を取って、接着材でくっつけて蓋をするのであれば簡単です。一時的にはもちろんくっつきます。

しかしそれだけでは必ず

①細菌の再侵入が起こりやすく再発する

噛む力による破壊

が起こります。

①②が数年後に起こった時には、状態ははるかに悪化しており、今度は「歯を抜かなくてはいけない」という状況にまでなっているケースが多いのです。

そして歯の構造をよく理解したうえで、どこの部位にどんな歯科材料を使うのか?その材料は何から構成されていて使うためにどのような前処理が必要なのか? 歯科医師自身が、自分が行う治療に使う歯科材料の理工学的特徴を良く理解しているということは重要なポイントです。

 

例えば、歯を削った部分に詰める詰め物ひとつにしても、その材料は、どういう材質でできているのか、口の中に入れ続けることで将来どのような変化が起こりうるのか、また入れる材料同士の相性はどうなのか?

 

例えば歯の詰め物、かぶせ物でみなさんご存知の素材にセラミックがあります。
セラミックとは、陶器のお茶碗です。

陶器のお茶碗を割ってしまったと想像して下さい。

瞬間接着材で修理してみましょう。

使用しているとポロリと剥がれちゃいますよね。
すぐ剥がれちゃいます。
どうしてでしょうか?

確かにシアノアクリレートという接着成分が加水分解を起こして溶けてしまうということもありますが、
基本的には接着材はセラミックとくっ付きにくいのです。

セラミックも表面をザラザラにしてあげたほうが強く接着しやすいのです。

つまり付ける方、付けられる方、お互いにザラザラにしてかみ合うようにはめ込むことによって外れにくくそしてザラザラの隙間に接着材が入り込むことによって崩れにくくなるのです。

 

さらに

レジン(歯に入れる詰め物の材料)とは一体どういう材質でできているのか?
各メーカーによって中身も違う、相性も違う。メーカーによっては非常に安価なレジンもあります。

しかし、安価には安価な理由が必ずあります。
その歯科医院で使用している歯科材料がどんなものなのか。患者さまにはその事実はまったくわかることはありません。

将来、お口の中に異変を感じた時、その理由は明らかになります。その事実をはたして治療を行っている歯科医師がきちんと理解して使っているのか?

例えば、最新の審美歯科治療材料である、ジルコニアは、各社メーカーにより特性も違えばそのジルコニアの上に盛り上げるセラミックスの相性にも大きな差が出てまいります。

どこの歯の治療にジルコニアを用いていいのか、どのような設計であれば長期の安定が得ることができるのか、それが分かっていなければ破折や噛みあう相手の歯が破折するなどのトラブルが起こります。

大学では教えてくれない事実は歯科業界にはたくさんあります。

歯科業界に限らず、どんな職業でも同じだと思いますが、貪欲に学び続ける姿勢がないのであればその職業のプロとは言えないのです。

今、なぜこんなに金属アレルギーの患者さまが多くなってきたのか?

それはもちろん保険診療の弊害もありますが、歯科医師自身が患者さまのお口の中に入れる材料についてきちんとした知識を持ち、取り扱い方を知らなかった、また、知ろうとしなかった、という点に問題があるのではないかと思います。

正しく知れば、その取り扱い方にも慎重になりますし、きちんと患者さまに説明して差しあげることもできます。
吉本歯科医院で行なう治療は、すべて院長吉本彰夫の診断に基づき患者さまのお口の中に入れる歯科材料を決定しております。歯科技術だけでなく、歯科材料の研究はものすごいスピードで進化しております。

「昔、習った」ではなく、歯科医師は常に「学び続ける」という姿勢が最も大事です。
今日、最高だと思ったことが明日にはもう古い技術だったりするのが医療の世界です。
また逆に、新しいことだけが決して良いわけでもありません。

実は前の商品の方が良かったという物もあります。

どこからどのように購入するのか?

とても重要です。歯科材料含めネットでいろんなものが安価に宅配で購入できる時代になりました。しかし、吉本歯科医院では自由診療に使用する接着材料は必ず正規製品の購入ルートで社員さんが配達をしていただける歯科商店の玉井歯科商店さんにお願いしています。

確かに同じメーカーの同じ商品なのかもしれません。でも中身は違うかもしれません。

例えば高級ホテルのソムリエさんが高級シャンパンを日本に輸入するとイメージしてみてください。

安価だからと長い船便の並行輸入品を使われるのでしょうか?

何が問題なのでしょうか?

メーカーから出荷されたときはまったく同じ商品です。

特に問題なのは取扱方法と温度管理です。

歯科接着材料は生ものです。生肉が冷凍したり解凍したりといった温度変化に弱いのと同じように歯科接着材料も温度変化に弱いものがあります。クール便で送ってもらっているから大丈夫?本当でしょうか?その業者さんは各拠点に大型の冷蔵庫を完備管理できているのでしょうか?新品商品やしばらく使われていなく久々に使用する材料の最初に出てくる部分をしっかりと廃棄するようスタッフに指示できていますか?シリンジ先端部のペーストが分離し、透明な液が出る場合があります。

透明で確認しにくいですが廃棄できていますか?一部の表面処理液はドレッシングと同じです。使用する直前に容器をしっかりと振ってから準備できていますか?もしドレッシングを振らずに使うといかがでしょうか?容器の最初の頃と最後では味が変わりますよね?プライマーを使用直前に混和皿に出されていますか?5分も経過すれば・・・。ドレッシングと同じですね。分離します。一部の成分が蒸発します。濃さが変わってしまいます。照明の光で一部反応してしまいます。

材料によって成分は当然違います。

常に最新の情報、知識を学ぶことは重要と考えています。報告されたデータをそのまま臨床に応用できると鵜呑みにするのは危険です。学会でも実験の結果からは言い過ぎの結論を報告しているケースもあります。

院長、吉本彰夫は(一社)日本歯科理工学会(http://www.jsdmd.jp/certification/list.html)のDental Materials Senior Adviserとして学び続けております。
※学問として専門的に研究している分野を歯科理工学といい、公的な学会が日本歯科医学会専門分科会の(一社)日本歯科理工学会です。日本歯科理工学会は、材料に発ガン性や催奇形性、毒性があったり、強さが弱すぎたり、変色したり、すぐに錆てしまったり・・・、そのようなことがない材料の開発の他に、患者さんが歯科医院で目にする器械の他にも、患者さんの目に触れないところでがんばっている器械・器具も対象として、主に技術面からこれらをバックアップすることで社会貢献をしている学会です。

吉本歯科医院の特殊接着封鎖技術を用いた歯科治療の特徴です。メリットとデメリットがもちろんあります。

メリット①細菌の再侵入を防ぎ、封鎖した中で細菌が繁殖することを防ぐ

メリット②無菌化して完全封鎖しているので被せ物や詰め物の予後がいい

メリット③被せ物や詰め物に金属を使用した場合でも内部の腐蝕が防げる

 

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香川県高松市。かみあわせ専門 吉本歯科医院 院長 歯学博士。歯の神経治療について専門的な情報を発信。四国で唯一の接着歯科学会認定医。歯を削らず虫歯で治す虫歯治療を行っている。歯医者さんが教える歯を失わない話を各地で講演、セミナー実施。放送大学講師

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