
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
歯の神経を取らずにすむのであれば歯の神経はできる限り残した方がいいのです。
どうして歯の神経を取らない方がいいのか?お伝えします。
歯の神経の働き
歯の神経・血管には実はたくさんの重要な働きがあります。
①歯が割れるのを防いでくれる
②免疫がばい菌と戦って歯の中で膿が溜まるのを防いでくれる
③虫歯の進行を遅らせてくれる
④無理な力がかかるとしみたり痛んだりして歯に起こった変化を知らせてくれる
安易に神経を抜いてしまうと歯の強度は10分の1以下に落ちてしまい、
これらの働きがすべて失われ、再治療や抜歯になると報告されています。神経を取った歯には栄養がいきわたらず枯れ木のような状態になってしまいます。
神経を抜いてしまうと、歯の寿命は約15年も短くなります。
また、20~25年後には抜歯になるというデータも出ています。
20歳で神経を抜くと40歳代には抜歯になる計算になります。
実はこの神経を抜く処置こそが将来多くの歯を失ってしまう原因を作る悪循環治療のきっかけなっているのです。
歯の神経を安易に抜くと歯を失います | 歯の神経のお痛みなら歯の神経治療専門歯科 吉本歯科医院
吉本歯科医院にはあなたの「歯の悩みを根本的に解決する」詳しい説明があります。咬み合わせ専門の吉本歯科医院には日本全国、海外から患者様がお越しになります。全国各…
More from my site
The following two tabs change content below.
吉本彰夫
香川県高松市。かみあわせ専門 吉本歯科医院 院長 歯学博士。歯の神経治療について専門的な情報を発信。四国で唯一の接着歯科学会認定医。公益社団法人 日本補綴歯科学会 専門医制度の日本補綴歯科学会専門医と指導医認定。歯を削らず虫歯で治す虫歯治療を行っている。歯医者さんが教える歯を失わない話を各地で講演、セミナー実施。放送大学講師。
最新記事 by 吉本彰夫 (全て見る)
- 口の中に入れた被せ物や詰め物の耐久性は何年? - 2024年6月20日
- 歯の神経が死んでいるってどういうこと? - 2023年6月19日
- 歯の神経を残せた患者様の体験談 - 2023年6月15日